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騒音制御工学会様へ

騒音制御工学会様

 貴学会誌「騒音制御」にて、いつも学ばせていただいております。
 今月発行(Vol.38 No.3 2014.6)の特集 「騒音トラブル解決のための考え方・取り組み方」を拝読し、貴学会の姿勢に疑問がありますので、質問させていただきたいと思います。

 私共は、隣家にエコキュートが設置され、主に睡眠妨害という被害を受け、直後からメーカーを挟んでの2者間の話し合いから始まり、市役所、公害審査会、市の消費者センター、県の消費者センター、公害等調整委員会と考えられる全ての行政機関を回った後に、解決に至らないことを知り、裁判を経た後、昨年12月にエコキュート撤去という解決を致しました。ほぼ5年の歳月がかかりました。
 貴発行の論文等にて、私共なりに勉強を重ね、また、資料として裁判にも活用させて頂きました。それだけに、今回の「騒音トラブル〜」に関しては、一方ならない期待をしておりました。
 そう申しますのも、私共は裁判を望んでいたわけではありません。手立てが無くなった末に、とった方法でした。貴学会誌では、公害等調整委員会の名を高く評価して取り上げていらっしゃいます。ですが、私共の件に於きましては、専門委員として、こちらでも紹介のある有名な方がつきましたが審議には一度も顔を出すことは無く、進行している審議に対して意見を出すことも無く、何も関与されないに等しい名ばかりの有様でした。
 裁判に至って、幸い和解という解決を致しましたが、必ず保証される物ではありません。ですから、これから同じように被害を受けた場合、私共のような経過を辿らずとも、解決されることを願っています。
 最初の早い段階で、具体的にはメーカーへの申立、市役所への申立、この段階で速やかに所有者の理解を得られるように、その為には貴学会の役割は大きいと考えております。

 貴学会には、低周波音の研究と正しい知識の普及を望んでおります。
それは、騒音の中でも、低周波音の成分が強い場合、被害が重くなるからであり、
また、低周波音の音源対策が困難なことに因ります。
 以下、質問をさせていただきます。
今月の「騒音トラブル解決のための考え方・取り組み方」の特集を組まれ、その中で、明らかに低周波音の知識に欠ける記述がありました。(「近隣騒音トラブルの現状と対処法」)この場合、貴学会において、修正の処置を取らなかったのは、何故でしょうか。
 貴学会は春と秋年2回の論文発表会が行われ、「低周波音」部会があり、それを本にして、頒布されています。そこから、私共も学ばせて頂きました。
 それなのに、会員向けに配られる学会誌に低周波音に対しての配慮無く、この著者の「問題の本質が他にあることは歴然であった。」「騒音トラブルの殆どは煩音問題と言っても過言ではない。」(「煩音」は著者の造語)等という、発言の解説を載せました。
 貴学会の意図は何でしょうか。
 騒音制御工学会に属する工学の専門家が、敷地境界付近にエアコンの室外機60台が設置された事に対して、防音工事が上手く行かず、訴訟になったことが、本来の争いは音では無く、原告と被告の対応のまずさに、その原因を求める、とする、その記述を改めもせず、会員に配ったのは何故でしょうか。
 この事例を取り上げるのであれば、低周波音を未だに制御できていない現状とその周知が行われていない為に起こる争いであって、工学士として、慚愧に堪えない、そんな感想さえあってもよろしいのではないでしょうか。
 他の記述に関しても、裁判の結果に対して、余り検証されること無く、音の被害を申し立てる方に批判的に書かれている個所が、見受けられます。
裁判に対しての不服を会員に知らせるより、その裁判に関して工学士として何が貢献できたはずだったかを検証することが健全な考え方と思います。
 貴学会がこの著作を会員向けに配布した意図を問いたいと思います。
  
 今まで貴学会から学ばせていただき、これからもそうありたいと願う私共は、貴学会のお答えをお待ちしております。


                  平成26年6月9日(月)
                     
回答(6/26問い合わせの際電話口に出た方から)
「(質問状は)編集委員に渡しております。個々にお答えする所ではありませんので、回答は致しません。学会とは、いろいろな意見を言う場ですから、論文に対しまして、修正を求めることはしません。
 この特集にあたっては、学会員の中で、騒音トラブルに関して活躍されている方として(編集委員会は)選定したのだと思います。特にどこかに偏ったとかいう風には考えておりません。」
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